今日は二十四節気「小暑」です。
そして本格的な暑さの到来する前の時節。
暑中に入ります。
梅雨が明けると夏の暑さはこれからが本番。
七十二候第三十二候「蓮始開」です。
もともと蓮は「はちす」といいました。実が蜂の巣に似ているからです。
その「はちす」が変化して「はす」。この実やお馴染みの蓮根を始め葉も茎も
蕊(しべ)も根もほとんどすべての部分が食用、薬となります。
しかもその花は泥の中で育まれたとは思えないほど、美しく清らかです。
「泥より出でて泥に染まらず」といわれ心のよりどころとされてきました。
江戸時代は「蓮見」といって早朝花が開くところを観賞「蓮見舟」など出たそうです。
蓮の花は早朝開きお昼頃には閉じる、そのサイクルで4日間。
4日目は夕方まで咲き続けそのまま花びらを落として散っていきます。
4日目になると花びらは開き切り,花芯の黄色の部分が見えるようになってきます。
ふっくらとした丸みのあるフォルムを楽しみたいのであれば午前中がお勧め。
ARCHES 23cmx31cm
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清々しい絵ですね。
思わず深呼吸!!
この絵も北山植物園で描かれたのですか?